世界文化遺産をデザインした建築家の家具

国立西洋美術館をデザインしたコルビュジェの家具

「国立西洋美術館」（台東区上野）が世界文化遺産に認定。

20世紀を代表するフランスの建築家、ル・コルビュジェ（1887―1965）が設計した国立西洋美術館（東京・上野公園）が世界文化遺産に登録されました。国立西洋美術館をデザインしたコルビュジェは「近代建築の巨匠」と呼ばれたフランス人の建築家。国立西洋美術館は、日本国内唯一コルビュジェデザインの建築物です。

ル・コルビュジェは建築以外にも、家具もデザインしていて、
「あっ！これ以前見たことある！』などと思う人もいるはずです。

しかし、コルビュジェデザインの家具はオリジナルだとかなり高価で正直手が届きません。

ジェネリック製品なら検討できる値段のものもありますので紹介させていただきます。
ダイニングルームやリビングルームにコルビュジェデザインの家具があれば、素敵なミッドセンチュリーモダンな空間が出来上がります。

※ジェネリック家具とは
別名リプロダクト家具と呼ばれています。
デザインの権利が切れた家具を復刻したもので、版権料が不要になるため安価で販売することができるのが特徴。
特許が切れた同じ成分と効果で安価に販売されるジェネリック医薬品と同じ意味で、違法なコピー商品とは違います。

コルビュジェデザインの椅子「ＬＣ１」

コルビュジェデザインの椅子でニューヨーク近代美術館の永久展示品にもなっているのが「LC１」。
背もたれは座った人の姿勢に合わせて傾斜角度が動くように設計されていて、リクライニングチェアとしても使える優れものです。背もたれと座面が吊り下げられた構造になっているので、スリング（吊り下げられた）チェアとも呼ばれています。

コルビュジェデザインのソファ「ＬＣ２」

コルビュジェの代表作である「LC２」は、「Grand Comfort（大いなる快適）」と名づけられているソファ。
この作品は、家具の歴史の中でコルビジェの代名詞ともなっています。コルビュジェ建築のアイデアの元となっている水平・直角・垂直がデザインのモチーフとなっていることが伺えます。１人掛用～3人掛用まであります。

コルビュジェデザインのソファ「ＬＣ３」

「ＬＣ２」よりも遅れて商品化されてたソファが「ＬＣ３」。
「LC２」に比べて座面、背もたれの高さが低くなる為に、より部屋が広く見えるのが「LC３」の特徴。
１人掛用～3人掛用まであります。

コルビュジェデザインの休息椅子「LC４」

コルビュジェの「LC４」 シェーズロング　Chaise Lounge　名作中の名作の椅子、と言っても過言ではないでしょう。
コルビジェの作品群でも世界的に最高の知名度を誇る作品です。
機能美あふれるフォルムで二十世紀を代表する椅子の１つとして支持され続けています。

コルビュジェデザインのダイニングテーブル「ＬＣ６」

コルビュジェデザインのダイニングテーブル「ＬＣ６」は、シャープで洗練されたデザインが特徴。
天板がガラスですので圧迫感がなく、ガラスの天板が浮いているように見えて素敵ですね。
コルビュジェデザインのダイニングテーブル「ＬＣ６」はシンプルでありながらその重厚感でミッドセンチュリーモダンな空間が出来上がります。

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